2014/12/19 Category : 辞世の言葉 十返舎一九 「此世をば どりやおいとまに せん香と ともにつひには 灰左様なら」 東海道中膝栗毛で、有名な十返舎一九。 「この世をば、我が世とぞ思う望月の」 と、藤原家の栄華を詠った、藤原道長の歌をベースに、江戸の感覚に変換した歌ですね。 「線香と共に、ついひははいさようなら」全く以て、粋を体現した言葉に痺れます。 PR