2014/12/09 Category : 辞世の言葉 南方熊楠 私はこれからぐっすり眠るから、羽織を頭からかけてくれ。ではお 前達も休んでくれ。 明治期の天才、南方熊楠。 彼は夏目漱石と同時代に生きた彼は、18もの言語を解し「歩く百科事典」と呼ばれていました。 イギリス滞在時には、大英博物館で働き、喧嘩をして帰国。 その後、細菌学者として活躍した知識の巨人。 「天井に美しいおうちの花が咲いている。医者が来るとその花が消えてしまうから呼ばないでくれ。縁の下に白い小鳥が死ん でるから、朝になったら葬ってやってくれ」 死の前にそんな言葉を残した後、前述の言葉を吐いた翌日に亡くなりました。 PR